2023年4月より50歳以上の目黒区民を対象に帯状疱疹予防接種の助成が始まります。
帯状疱疹は50代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれていますが、予防接種を受けることによって、発症や重症化の防止が期待できます。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)と同じウイルスで起きる皮膚の疾患です。子どもの頃にかかった水痘ウイルスは、治癒後も体内に長期間潜伏しています。潜んでいたウイルスが、免疫力が低下した場合などに再活性化し、帯状疱疹を発症することがあります。
帯状疱疹の症状
帯状疱疹を発症すると、体の片側に神経痛のような痛みが起こり、その後、水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に広がります。痛みが徐々に強くなり、症状は3週間から4週間ほど続きます。
50歳以上では、帯状疱疹を発症した人の2割が帯状疱疹後神経痛(皮膚症状が治った後も長期間にわたる痛みが続く症状)に移行するといわれています。
帯状疱疹予防接種について
生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)と不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)の2種類があり、50歳以上のかたの帯状疱疹の予防を目的に、任意接種(予防接種法の対象外)として実施されています。帯状疱疹予防接種費用助成事業(以下、助成事業)では、どちらのワクチンで接種を受けても助成の対象です。
心臓病、腎臓病、肝臓病や血液の病気などの基礎疾患のあるかた、ワクチンの成分によりアレルギーを起こす恐れのあるかたなど接種に不安のあるかたは、事前に医師にご相談ください。
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